ホームページは自作と制作会社への依頼どちらがいい?判断のポイント
自分で作れば、外に払う費用を抑えやすくなります。制作会社に頼めば、担当者は自社にしかできない確認や情報提供に集中できます。
ホームページは自作と依頼のどちらがいいか。その答えは、ホームページに何を任せたいかと、社内で割ける時間で変わります。
会社の基本情報を載せるだけなら、自作でも十分な場合があります。問い合わせや採用につなげたいなら、構成から相談できる依頼が向いています。
向き不向きの見極め方に加えて、「一部だけ任せる」という中間の選び方も取り上げています。
この記事でわかること
- ホームページを自作する場合のメリットと注意点
- 制作会社に依頼する場合のメリットと注意点
- 自作と依頼、どちらが向いているかを判断するチェックリスト
- 「一部だけ任せる」という中間の選択肢と、よくある質問
ホームページを自作するメリットと注意点

今は、テンプレートに文章や写真を入れる作成サービスや、WordPress(ホームページを作り更新する代表的なソフト)など、始めやすい手段が増えています。
自作のメリット
- 思い立ったときにすぐ始められ、自分のペースで進められる
- 文章や写真の差し替えを、誰かに頼まずに自分で行える
- 作る過程で、自社の強みや伝えたいことを整理するきっかけになる
- 制作費用として外部に支払う金額を抑えやすい
自作の注意点
自作には見えにくい負担もあります。特に気をつけたいのは時間です。
次の作業を、本業の合間にすべて社内で進めることになります。
- ドメイン(ホームページの住所)とサーバー、または作成サービスの契約
- ページ構成を考え、原稿を書き、写真をそろえる
- 問い合わせフォームの設定と、実際に届くかの確認
- スマートフォンでの見え方の確認
- 公開後の更新、ソフトの更新、不具合への対応
途中で手が止まり、公開できないまま時間が過ぎることもあります。
契約は会社名義で行い、担当者の退職に備えてログイン情報を一か所にまとめておきましょう。
無料の作成サービスは手軽ですが、プランによっては独自ドメインが使えない、広告が表示されるなどの制限があります。
制作会社に依頼するメリットと注意点

依頼のメリット
- 目的やターゲットに合わせた構成を、第三者の視点で一緒に考えてもらえる
- スマートフォンでの見え方や、検索エンジンに内容を伝えやすい作りなど、基本的な部分を任せられる
- 社内の担当者は、原稿の確認や情報提供など自社にしかできないことに集中できる
- 公開後の保守や更新についても、契約内容によっては相談できる
依頼の注意点
依頼すれば何もしなくてよい、わけではありません。会社の強みやお客様のことは、依頼する側にしか分からないからです。
ヒアリングへの協力、原稿や写真の準備、確認作業など、社内で時間を取る場面はあります。
依頼の流れと社内の出番は、ホームページ制作を依頼する流れ|相談から公開までの進み方と準備するもので解説しています。
費用は、ページ数や機能、原稿作成や撮影の有無、保守を含むかで大きく変わります。見積もりは総額だけでなく「何が含まれているか」を確認しましょう。
詳しくはホームページ制作の費用はどう決まる?見積もりで確認したい項目で解説しています。
自作か依頼かを判断するチェックリスト

当てはまる項目が多いほうが、自社に向いた方法の目安です。考え方の整理として使ってください。
自作が向いている傾向
- まずは会社の基本情報が載った、シンプルなページがあれば十分
- 社内に、パソコン操作や文章を書くことが苦にならない人がいる
- その担当者が、作成と更新のための時間を継続して確保できる
- 公開時期に強い期限がなく、少しずつ整えていけばよい
- ドメインやサーバーの管理も自分たちで行う覚悟がある
依頼が向いている傾向
- ホームページから問い合わせや採用の応募を増やしたいなど、目的がはっきりしている
- 製品・技術・施工事例など、伝えたい情報が多く、構成を整理する必要がある
- 取引先に見られることを考えると、見た目や使いやすさで不安を持たれたくない
- 本業が忙しく、社内でホームページに時間を割ける人がいない
- 展示会や採用活動の開始など、公開したい時期が決まっている
製造業や卸売業などBtoB(企業間取引)の会社では、取引先が「任せて大丈夫か」をホームページで確かめることがあります。
第一印象を左右する以上、構成づくりだけでも専門家の意見を聞く価値はあります。
判断する前に社内で整理しておきたいこと

どちらを選ぶにしても、次のことを社内で話し合っておくと判断がぶれません。
制作会社に相談する場合も、打ち合わせがスムーズに進みます。
- ホームページの目的:会社の存在を確かめてもらうためか、問い合わせを増やすためか、採用のためか。目的によって必要なページや情報が変わります。
- 主に見てほしい相手:既存の取引先、新しい発注先を探している企業、地域のお客様、求職者など、誰に向けたホームページなのかを決めます。
- 載せたい情報と手元にある素材:会社案内のパンフレット、製品カタログ、施工写真など、すでにある資料を洗い出します。
- 公開後の更新の担当者と頻度:誰が、どのくらいの頻度で、何を更新するのかを考えます。
- かけられる予算と時間:費用だけでなく、社内の担当者がどれだけ時間を使えるかも含めて考えます。
書き出すと、「目的は明確だが時間がない」「素材はそろっているので自作できそう」など、自社の状況が見えてきます。
制作会社の比べ方は失敗しないホームページ制作会社の選び方|依頼前のチェックリストでまとめています。
「全部自作」「全部依頼」以外の選び方もある

自作か依頼かは、白黒で決める必要はありません。次のように役割を分ける方法もあります。
- 土台づくりだけ依頼し、更新は自社で行う:構成やデザイン、WordPressの設定までを制作会社に任せ、お知らせやブログの更新は社内で行う方法です。
- 自作したサイトの見直しを依頼する:自分たちで作ったホームページについて、構成や導線、スマートフォンでの見え方などを専門家に確認してもらう方法です。
- 原稿づくりなど一部の作業だけを依頼する:サイトは自社で管理し、文章の構成や原稿など、手が回らない部分だけを外部に任せる方法です。
更新を自社で続けたいなら、「誰がどの部分を更新するか」を最初に制作会社へ伝えましょう。更新しやすい仕組みで作ってもらえます。
操作方法の説明を受けられるかも、依頼前に確認しましょう。
どの方法でも、ドメインやサーバーの契約者、ログイン情報の管理者は最初に決めておきましょう。
公開後の保守をどこまで任せるかは、ホームページの保守・更新を任せる前に知っておきたいことと確認ポイントも参考にしてください。
ホームページの自作と依頼でよくある質問

まず自作して、あとから制作会社に頼むこともできますか?
できます。ドメインを自社名義で取っておくと、作り直しても同じアドレスを使い続けやすくなります。
どのサービスやソフトで作ったかによって、手直しで済むか作り直しが必要かが変わります。
制作会社に頼むと、自分たちで更新できなくなりませんか?
WordPressなどで作れば、お知らせや実績を社内で更新できる形にできます。
どの部分を自社で更新したいかを依頼前に伝え、操作の説明を受けられるかも確認しておきましょう。
無料の作成サービスで作ったサイトでも問題ありませんか?
会社の基本情報を載せるだけなら、十分な場合もあります。
ただ、独自ドメインや広告表示などの条件はプランによって違うため、会社として使う前に確認しておきましょう。
まとめ

この記事のまとめ
自作か依頼かは、費用だけで決めるものではありません。期待する役割、社内の時間、公開後の管理まで含めて考えましょう。
迷ったら、まず「ホームページで何を実現したいか」を書き出し、チェックリストに当てはめてみてください。
- 基本情報を載せるだけなら、自作でも十分な場合がある
- 問い合わせや採用につなげたいなら、構成から相談できる依頼が向いている
- 土台だけ任せて更新は自社で、など一部だけ任せる方法もある
- どちらでも、ドメインやログイン情報は自社で管理できるようにする
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弊社でお手伝いできること
- ホームページの企画・構成づくりから制作・公開まで
- WordPressを使った、社内で更新しやすいサイトづくり
- 今あるホームページの見直し・リニューアル
- お知らせやブログ記事など、公開後の発信のご相談
- 公開後の更新や運用のご相談
「何から始めればいいか分からない」段階でも大丈夫です。社内でできることと、任せることを一緒に整理します。